神意で行動を決めていた3,300年前。古代象形文字は、神と交信する為の占いで使われていました。骨や甲羅に刻まれた甲骨文字、金属に刻まれたり熔接された金文は、神の意思を聞く事ができる《神宿る文字®》なのです。
この文字は、自然界の動植物、器物等の形態を、独特な美意識で整えた線の面白さが特徴です。それぞれに深い意味や象徴が込められており、現代の漢字の源流となっています。現代の漢字の意味と違っている物も多くあります。
橋本敦心は、時空を超えて私たちを異なる時代に連れて行ってくれる《神宿る文字®》を、プリミティブなパワーを溢れるアートで表現いたしました。
そして、「言語ではない」墨象(前衛書・抽象表現)、絵画も制作しております。象形と抽象、古代と現代を自由に行き来して様々な表現をする、橋本敦心の世界を、アートの対話をお楽しみください。