鋳物の古印作り
鋳物の古印を作ってきました!
古印は奈良時代〜平安時代に使われていた鋳物の印鑑で、持ち手が付いているのが特徴。今の印鑑の原型特徴だそうです。
泉屋博古舘に福岡県の「芦屋窯の里」から講師の方がいらして、指導しくださいました。
柔らかい乾燥させた鋳型を、少しずつ削って行きます。ザクザクやったら、角が割れました💧 篆刻の様に反転させず、字をそのまま掘って行きます。
それにシリコンのモールドを被せて、錫を流し込みます。溶けた錫は思いの外重たくてびっくり。液体になっていても、「金属」でした。
しばらく置いて、型から出し、印面をヤスリで削ります。出っ張った部分の高さを同じにする為です。
削っては試し押し、削っては試し押し。
そして、できました!
「敦子」の「敦」です!
ちょっと最初のデザインとはイメージが違ってしまいました💧
桐箱まで用意してくださっていて、感動ひと塩です。
また作ってみたいです!
WSが終わってから、企画展「金文」を見てきました。古代文字はやはり面白い!